アサウラの生存観察室

皆様の優しさによって生かされている者の記録です。





 ってわけで富士山に登って参りました。
 ちゃんと頂上まで行ってきました。

 まぁ、なんというか、いろいろありすぎて何を書けばいいのやら……という感じなのでざっくばらんかつ適当に大まかに書きます。

 とりあえず、思っていたよりはずっと楽でしたよ。
 酸素も持っていきましたが、ほとんど使わずに終わりましたしね。

 正直、ド素人なので上の方とかに行くと『生か死か……』みたいな世界をイメージしていたんですが、全然そんなことなくってですね。
 頂上に至ってはお店が充実し過ぎていて、ぶっちゃけ景色のいいスキー場かと思うぐらい立派なお店と無数の人々が……。
 私も頂上に至った段階では一睡もしなかったくせにまだ全然余裕がありましたし、多分ゆっくり昇ったのが理由だと思うんですが高山病も一切なかったです。私は昇りの最中は怪我もなかったですし(一緒に行った人は軽くねんざを)。

 いや、こういうと「そんなはずはないだろう」と思う人がいらっしゃるかもしれませんが、本当にそんな感じでしたよ。
 頂上の食堂みたいなところに入ったんですが、その時対面に座っていたのがフランス人の15~17歳ぐらいの女の子二人組(友達なのか姉妹なのかは不明。ちょっと似ていた)がいたんですがね。本当にお人形みたいに手足が長く、線の細い金髪の綺麗な娘だったんですが、その二人の装備がちょっと凄かったんですよ。明らかに場違いで……。
 といいますのもね、スニーカーにジーンズ、そしてトレンチコートですからね。「ちょっとそこまで買い物に~」って感じの装備なんですよ、二人とも。リュックも、普段使うようなブランド品じゃないし、特段オシャレってわけじゃないと使い勝手のいいシンプルなリュックって感じのもので……。
 周りには「ハァハァハァ……」と息を切らしている重装備のオジサンとかがいたりする中で、楽しそうに会話するその二人は本当に浮いていました。
 どうでもいいですが、あのオジサンはただ酸欠で喘いでいたのだと信じたい。

 要はそんな人でもいけるってことなんでしょう。低学年の小学生とかも結構目にしましたしね。
(とはいえ、小学生が頂上付近で救難対の人に背負われているのも見かけましたし、大人の人でも道端で寝ているのか倒れているのか、よくわからない人が結構いました)





 ご来光(朝日)と練りヨウカンの夢のコラボ。

 体力的に余裕があったとはいえ、問題がなかったわけでもなかったです。
 と言いますのも、夏休み入ったばかりの二連休だったこともあって団体のツアー客が大勢いまして……。山荘の人とかに話聞いてみても、今日はかなり多い、っていうぐらいの人数で、八合目付近から渋滞が続きました。 
 凄いですよ、牛歩みたい。頂上付近になると牛歩よりまだ悪いって状況ですからね。
 多分、十数のツアーがあって、一つ当たり数十人……計、数百人ですからね……

 特にツアーの場合って4~50人ぐらいで行動しているんですが、先導の人が何か注意事項を述べる際に全員が足を止めるので、自然と後続の一般の人も足を止めざるを得なかったり、道半分を埋め尽くすようにして団体が休んでいたりするので、渋滞が発生してしまうようでした。
 加えて、そこに別のツアー客が追いついてしまいグダグダになる……というような感じです。
 まぁ、アレですね。団体は人数に比例して行動が遅くなる、っていうのがモロに現れていまして、一般参加の人もそれに巻き込まれたって感じです。

 そんなこんなで普段なら一時間でいけるって場所が三時間ぐらいかかったりもして、一緒に行った二人がダウンしたりもあって、結局頂上でご来光を拝むってのは達成できず。
 頂上まで(渋滞がなければ)30~40分もあれば行ける、って場所でご来光を待つことに。
 その結果、撮れたのが上記の写真です。

 ご来光眺めながらヨウカン食べました。うまかったです。




 そうそう。
 うまかった、といえば今回の富士山で忘れてはいけない超うまかったものの紹介を。



 本八合目(標高3400メートル)にある富士山ホテルの前の売店で食べた……



 『焼きあんパン』です!!(勝手に命名)

 いえね、本当はそこの店で一緒に行った先輩とバナナを買ったんですが、その店員さんの横で、ベテラン店員のオジサンが、(木製ステッキに付ける)記念焼き印用の簡易七輪?の上で焼いているパンがやたらうまそうだったんですよ。
 多分、オジサンが自分で食べる用に焼いていたと思うんですが、思わず
「すみません、このあんパン、買わせていただいてもよろしいでしょうか?」
 と、交渉してしまいました。
 オジサンは快くOKをくれ、横にいた二十歳ぐらいの女性の店員さんは「……ハジメテ売れた(笑)」と笑っていました。

 いえね、本八合、それも夜となるとかなり寒いんですよ。温度計がなかったのではっきりとはわかりませんが、一ケタ代の気温なんです。
 しかもカップ麺とかもありますが、沸点が低いのでアレなんですよね……。
 そんな中にあって、焼きたてのあんパンですよ。
 それも炭火でじっくりと焼き上げているんです。

 凄いッスよ?

 両面がしっかり・じっくりと焼いてあって(遠火なので焦げてはいない)、本来ドーム型のあんパンがベーグルみたいに円筒型みたいになっているんですが、その表面の皮がパリっとしているんですわ。
 あんパンを手で千切る時に、パリって音なんか普通しないでしょう?
 もうパリパリって音がして、中からフワっと蒸気が溢れるんです。
 で、それを口に含むと、表面の皮がパリパリと、そしてアンコがホクホクと……寒い中にあってこの温かさと甘さは本当においしかったです。
 元々は100円かそこらで売っているただのあんパンですよ(山荘では250円)、それがこのうまさ、なんだこりゃ!
 家庭の電子レンジや、オーブンではこれはなかなか真似できませんよ!

 富士山に行く人は、是非ともお食べください!! 

 ……とはいえ、写真を見て解るとおり、正規の商品ではないので無い時の方が多いかと思います。
 一応、私たちが購入した後、店員さんが冗談半分で『……バナナ、あんパン……焼いたあんパンはいかがですか~』と少し笑いながら言っていたので、今後は置いてある可能性も……


 ものを購入といえば、大体皆さんもご存じかと思うんですが、富士山は全てのモノがインフレを起こしています。
 基本、富士山には水がないので地上から運搬してくるらしいんですが、その結果としてトイレがまず有料。100~200円。基本的にはご協力ください、ってところが多いんですが、頂上付近になってくるとトイレがメカニカルになっていて、お金を投入しないと入れないって状況で、急ぎには間に合わないという……。
 皆さんも富士山に登る際には100円玉を意識して持っていくことをオススメします。

 またカップ麺が400~600円、500mlの水やジュースが500円前後とかします。カップ麺は我慢するとしても(ちなみ私達は米軍のMREレーションやソイジョイ、ヨウカンのようなお菓子を少々持参。最後までカップ麺は購入しませんでした)水はどうしようもないので、買うのを覚悟。
 1リットル持っていって、1リットル山荘で買いました。

 ……ちなみに、その後地上に降りてきて、自動販売機の前に立ったりすると凄い感動が味わえます。
「ひゃ……百円でジュースが飲めるの!? いいの!? 飲んじゃっていいんですか!?」
 ……ってなります
( ゚∀゚)アハハ八八ノヽノヽノヽノ\ / \ /  \

 まだいろいろとあるんですが、とりあえず今回はこの辺で。
 次回は拍手コメントに返信したりしつつ話そうかと思います。

 それではまた!


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